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2011年2月9日
スバル "The Car Parts" (Lafourmi)
ドイツのプロダクション「Lafourmi」が手がけた日本のスバルのムービーです。
かなり難しそうな表現のショットがバンバンでてきて、しかも綺麗です。
8週間で完成させたそうです。すごいですね。。。
以下は、メーリングリストからの要約です。
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8週間のプロジェクトで、全部Softimageでやりました。
少人数だったので、スケジュールは大変でした。
Arnoldをパイプラインでレンダラーとして採用したビッグプロジェクトでした。
車の部品で構成される世界を生み出すというアイデアでは、ディフーズの反射に苦労しました。
でも、Arnoldはレンダリング速くて、レンダーファームも3週間ぶっ続けでレンダリングしましたが、1フレームもレンダリング処理が失敗したことはありませんでした。
たぶん、MentalRayではそうはいかなかったと思います。
Lafourmiは、2Dと3Dで、5人のアーティストだけのプロダクションです。
これまでは、Nukeで2Dポスト処理するためにフレームバファを大量にレンダーしてました。
事実、以前にうけた車のスポットではそう対応してきました。
でもArnoldでは、3Dとしてちゃんとビューティーパスをシェーディングやライティングの調整ができました。反射やディフューズのパスとビューティーパスをNukeの合成で調整してこれまでより表現を追い込めました。
CEOのflorianが、シェーダを開発しました。
インハウスの開発も重視しています。
Subaruのプロジェクト中も並行してパイプラインを強化していました。
タイトなスケジュールで、弊社のパイプラインで作業したことがなく、しかもArnoldを触ったことがないフリーランスにも手伝ってもらったことで色々と良いフィードバックを得られました。最終的にもうまい事プロジェクトがまわりました。
チームの皆さん、ありがとうございました。楽しい時間を過ごせました。
-Sebastian Kowalski
http://lafourmi.de/